長期優良住宅化リフォーム推進事業をご存じですか?

なんだか、とっても長ったらしい名前です(^^)

長期優良住宅化リフォーム推進事業とは、既存住宅の性能向上と高寿命化を目的とした国交省の補助事業です。

昭和50年代は、一般的に住宅は25年経ったら建て替えろといわれていました。
しかし今の住宅は、当時にくらべるとかなり性能が上がり、リフォームなどで手を入れることによって高寿命化が計れるようになりました。

ざっくりと言えば以下の3つが事業の柱となります。

1.耐久性を高め、資産価値を高める
2.省エネリフォームの推進
3.劣化を遅らせ、家を長持ちさせる

そして、これらの目的に適合すると判断されたリフォームが、補助対象として申請できます。

建坪が40㎡以上、新耐震基準を満たすこと等、条件や取り決めがあるため、ブログですべては説明できませんが、この制度にピッタリの住宅は、以下のような住宅となります。

1.築後20〜30年程度
2.浴室リフォームを検討中
3.給湯器取替の時期がきている
4.断熱内窓を設置したい
5.白アリ予防工事をしたことがない

以上のどれか1つでも当てはまる方は、他の工事と組み合わせて申請し、採択されると、工事総額の約3分の1、最大100万円の補助が受けられます。

また、あわせて
1.外壁塗装工事
2.外壁のコーキング打ち替え
3.節水便器に取替
などを同時に申請すると、工事総額が増えるため、補助額も大きくなります。

「どうせ、いつかはしなくちゃならない」
とお考えの工事があれば、ぜひまとめて申請してください。


工事費用の割合

この制度に補助申請できる工事種類には2種類あります。

A.特定性能向上工事
B.その他性能向上工事

【Aの工事例】
浴室をユニットバスに取替
高効率給湯器(またはエコキュート)への取替
断熱内窓設置
白アリ予防工事

【Bの工事例】
外壁塗装工事
外壁のコーキング打ち替え
節水便器に取替

費用の割合は以下のようになります。
A>B

つまり、申請時にBの工事費用がAの工事費用を上回らないよう、組み合わせる必要があります。


申請方法

この制度に申請するには、建築士等によるインスペクションを受ける必要があります。
インスペクションって、なんじゃらほい。
と、思いますよね。
もう少しわかりやすく日本語で言って欲しいと思うのですが、インスペクションとは簡単に言うと「住宅の調査」のことです。
このインスペクションを受けて、
・現状の住宅の状態を知り、
・将来に備えた長期優良化リフォームの計画をたて、
・補助申請する工事内容を決め、申請書を作成する

書類はすべてインスペクションを行った建築士等が作成します。

この課程で、
・この家にはどんなリフォームやメンテナンスが必要かがわかる
・必要な工事の中から、優先すべき(申請する)工事を選ぶ
・工事費の見積をして、申請額を決める。
以上をインスペクション実施者と打合せし、申請が無事採択されたら工事の計画をすすめていきます。


 ごくごく簡単に説明しましたので、詳細は(株)テイキング・ワンにお問い合せください。
 木造、軽量鉄骨、コンクリート住宅など、その家によって、また、状態によって、必要なメンテナンスはさまざまです。
 
 興味のある方は、1度お話を聞いてみませんか?
 インスペクションから申請、設計施工まで、(株)テイキング・ワンで行えます。