大寒波、到来!

今回の寒波は、本当にひどかったですね。

1月23日夜半から降り始めた雪、ずっと以前から天気予報で「大寒波がくるくる」と脅かされていましたが、あそこまで深い雪と、そしてあそこまで気温が下がるとは思っていませんでした。

25日(月)の朝は、自宅の給湯器からお湯が出ませんでした。
前の晩から、水道管が凍らないようにと台所と洗面所の水栓から少量の水を出しっ放しにして眠ったにもかかわらず、水は出るけどお湯が出ない。
水が出るということは、給水管が凍結しているわけではないので、給湯器まわりの配管が凍結しているのかもしれないと考え、浴槽に張ったままにしておいた残り湯を、ためしに「追い焚き」してみることに。
祈るような気持ちで追い焚きスイッチを押すと、「ういーん」とモーター音がして、なんと給湯器が追い焚きをはじめてくれました。そのうち、給湯器自体があたたまったせいか、台所や洗面所の蛇口からもお湯が出るようになりました。

うれしかったですね〜。
お湯が出るってこんなにうれしいことなんだと、たまに不自由な思いをすると、有り難みが心にしみてきます。

ですが、うちの自宅はこの程度のことで済んでラッキーでした。
零下5度、6度まで冷え込みましたから、あちこちから「HELP!!」の連絡をいただきました。

・浴室のサーモスタット水栓が凍結によって破裂し、浴室内に水が噴き出している。
・電気温水器やエコキュート、ガス給湯器からお湯が出ない。
・外に露出している給水管が破裂して水が漏れている。
・便器の水が流れない。

いずれも、凍結による被害で、給湯器のお湯が出ないについては、給水管の氷が溶けるのを待っていただくよりほかに方法がなく、また、溶けたのにまだお湯が出ない場合は、凍結によってなんらかの故障をきたしたと考え、その時点で給湯器メーカーへ修理の依頼をするので、ずいぶんお待たせすることになりました。
寒い中、お湯のない生活を2日も3日もされた方には本当にお気の毒ですが、凍結している間はなにが原因でお湯が出ないのかがわかりません。
水道管のせいなのか、給湯器がこわれたせいなのか。
その判断は難しく、また、その時点では、水道屋さんもガス屋さんも、そして市役所の水道課の係の人もてんやわんやの忙しさでした。

1件、ガス給湯器の修理を依頼した時は、その日の夜中12時に修理の人がきたそうです。
翌日、お客様からお礼のお電話をいただき、
「えっ。ガス屋さん、夜中の12時に修理したの?」
と、こちらが恐縮したくらいです。


この何年か、暖かい冬が続いていたので、「水道管が凍結するかもしれない」と考え、予防することを忘れがちです。
今度寒波の予報が出たら、
・寝る前に水道を少量出しっ放しにする
・浴槽のお湯を張ったまま就寝する
・外に露出している配管に保温材を巻くか、毛布をかぶせる
などの予防をされたら、ちょっとは違うと思います。

ご参考までにと書きましたが、1番いいのは、二度とあんなひどい寒波がこないでくれることですね。

でも雪が積もったのは久しぶりで、あちこちに巨大な雪だるまが置いてある風景は、ほほえましくて、なごみました(^^)