「プロジェクトA補助金リフォーム大作戦!」その2:ショールームで打ち合わせをしました。

今日は1月28日土曜日です。
プロジェクトA連載第二回、今日はA様ご夫婦と、LIXILショールームで打ち合わせをしてきました。


前回23日にA様宅の現場調査をし、図面やその他の資料をお借りして、リフォームプラン、図面、見積書を超特急で作成しました。

なぜそんなに急ぐかと申しますと、いまから申請しようとしている長期優良住宅化リフォーム補助金制度の事前審査申込書の締め切りが2月末日までだからです。
それまでに、
・工事請負契約の締結
・インスペクションの実施
・事前審査申込書類の作成
この3つをしてしまわないといけません。

さいわいにもA様は、今日お持ちした見積内容を気に入ってくださったので、ショールームで詳細確認をしたあと、とくに変更すべき点がなかったので、あとはインスペクションの実施です。

インスペクションとは、建物の現況調査のことで、インスペクターとしての資格を持った物が、補助金対象住宅を検査し、老朽化の程度など、申請書作成に必要なチェックポイントを確認していきます。

インスペクションにも費用がかかりますが、その分の費用にも3分の1の補助金が出ます。
この補助金の目的は、あくまでも「住宅を長寿命化するためのリフォーム」を実施することにありますので、調査をして、必要な工事を確認し、今後30年間の維持保全計画も作成します。

で、
そのインスペクションの実施日も決まりました。
2月2日木曜日です。
ですので、次の記事は2/2以降になります。

それでは気になる
A様邸リフォーム工事の内容です。


この図面は、左側が今の現況図、右がリフォーム後の完成予定図です。
今回のA様邸改装工事内容は、
・外壁屋根塗装
・白蟻予防工事
・浴室改装
・洗面所、トイレ改装
・キッチン改装
・リビングの窓に断熱内窓設置
・勝手口ドア取替
・ガス給湯器取替
と、けっこう盛りだくさんの内容です。
上記内容のうち、長期優良住宅化リフォーム補助金の対象とならない工事は
キッチンと洗面台、その他改装工事で使用する床材や室内ドアなども対象外です。
あとは全部補助対象となりますので、補助金額も大きくなります。
長期優良住宅化リフォームの補助額は、対象工事費の3分の1、最高100万円までです。

では、もっとも気になる見積額です。
今回は「密着取材」ということで、特別に公開いたします。

項目がたくさんあるので見にくいかもしれませんが、それぞれ
・省エネ工事
・共通工事
・浴室・洗面工事
など、部位別目的別に分けていますので、1つ1つ確認しながら説明すれば、みなさますぐにご理解くださいます。

今回は奥様のご希望でシステムキッチンとキッチンシステム収納をプランにいれていますので400万円超えになりましたが、いままで長期優良住宅化リフォームで手掛けてきた工事額は、250万円〜500万円という価格帯が多かったので、平均的といえます。

長期優良住宅化リフォームは、改装工事をしたあとの住宅が耐震性を備えていることが第一の条件ですので、もともと耐震性がOKな昭和56年6月以降に建てられた住宅の場合は、あらためて耐震改修工事をする必要がないのでこれくらいの価格になります。
A様邸も同じです。

それ以前に建てられた住宅で長期優良〜補助金を使う場合は耐震改修をともないますので、工事価格としては500万円〜1,000万円かかります。
そのかわり、耐震改修でスケルトンに近い状態での改修工事になりますので、間取りを変えて画期的に住みやすくし、水道管も全部新しく取替たりなどできますので、住宅の長寿命化には効果的です。

では、長くなってきましたので、最後に見積した商品について、以下にプラン内容をUPします。

●バスルーム

●キッチン収納

●トイレ

画像のUPがこれ以上できなくなってきましたので、今回はここまでといたします。
次回、インスペクションを実施しました編も、ぜひお楽しみに!