「これからの住宅改修セミナー」春日市クローバープラザにて開催します。

11月セミナーのお知らせです。

内容は題名のとおり、これから確実にかわっていく住宅改修に関する情報がメインとなります。
どなたでもご参加いただけますが、特に以下のような方にタイムリーな情報が多いと思います。

 ・中古住宅の購入を検討されている方
 ・中古住宅を購入して、リフォーム計画をたててらっしゃる方
 ・断熱内窓、高断熱浴槽(システムバス)、節水便器、高効率給湯器などへの取替を検討集の方
 ・耐震診断や耐震補強をしたいとお考えの方
 ・お住まいの住宅が築後20年〜30年経過し、全体的な改修工事をどのようにしていけばよいか知りたい方
 ・住宅改修に関する補助金制度や減税制度にどのようなものがあり、自分たちはどの制度を使えばお得に工事できるのか知りたい方
 ・家が古いので、改修工事をして家を長持ちさせる方がいいのか、建て替えた方がいいのか迷ってらっしゃる方


 これからの住宅改修は、国交省の指針により、「インスペクション(住宅診断)」や「耐震診断」を行った上で使える補助金制度が増えていきます。
 
 とくに中古住宅の場合、購入するときに、その物件が安全なものかどうか事前に調査しておけば、その住宅の程度もはっきりしますし、今後必要と思われる改修工事などもわかるので、そのうえで資金計画をたてることができます。

 また、いまはまだ皆様にお知らせすることのできない新たなエコリフォーム補助金などのお話も、セミナー開催時には発表できる、ちょうどいいタイミングとなっております。

 補助金の話も減税の話も、だいぶ以前から実施されているにもかかわらず、いまだご存知ない方が多く、リフォーム工事が終わったあとで知り、「いまからでも申請できますか」といった問合せも少なくありません。
 リフォームや改修工事の際に、工事する会社が補助金などの説明をしてくれれば、そこで知ることができたのでしょうが、その補助金を扱うことのできない会社や、よく知らない会社だと、そういう説明を受ける機会もないのが実情だと思います。

 そういう方が1人でも減るように、反対に言えば、1人でも多くの方にいまどきのリフォーム・改修工事の情報をお伝えできればと、当社では年に数回、セミナーを開催しております。

 その中でも、とくに11月6日のセミナーは、ちょうど新しい補助制度が導入される時期でもあり、耐震への関心が高まっている時期でもあり、住宅改修に関する法制度がさまざまに変化しつつある過渡期でもあることから、興味深いお話ができるのではないかと思います。

 いま一生懸命資料を作成しているところです。
 参加のご予約は弊社ホームページからできますので、どんどんお申込ください。
 テイキング・ワンホームページテイキング・ワン 太宰府市・筑紫野市・大野城市のリノベーション・リフォーム・耐震診断(インスペクション)

 また、セミナーだけではわからない、個別のケースに関する住宅相談も無料で行いますので、ご遠慮なくご予約ください。

リフォームは「家」のために。

 せみの声せわしい盛夏の訪れです。

 この時期、建設業で言えば、いちばんたいへんなのが、瓦を葺き替えたりする屋根屋さん。そして同じくらいたいへんなのが板金屋さんです。
 35℃を超える日だと、屋根の上はいわゆる「目玉焼きが焼ける温度」にせまってきます。

 そんな中、塩をなめながら、倒れないように休み休み作業をする職人さんたちは、本当にすごいと思います。
 
 
 そのような職人さんたちが一生懸命つくってくれた「家」、
 そして夏の暑さや冬の寒さなどの過酷な環境から、住む人を守ってくれている「家」。
 
 今日は、「家」を、どのようにメンテしていけば長持ちするか、そんな話をしたいと思います。

 家って、空き家にしてるとすぐにボロボロになってしまいますよね。

 家は、
 とくに日本の木造住宅は、
 人が住み、窓をあけて風や光を通してやることで、健康的になるのです。

 もちろん、それだけでは長持ちはしません。 

 家を傷める最大の原因は、湿気。
 床下の環境が悪い場合は、土台が傷んだり白アリが巣くったりしやすいですよね。
 昔の家は、地面から床までの高さが40cm程度しかないものも多く、そういった家はリフォームする際に、床を上げて断熱材を入れてあげるのがもっとも効果的です。

 床を高くすると、床下の風通しも良くなるし(高床式ってありますよね、あの理屈です)、地面からの寒気があがってきにくくなるので防寒にもなります。
 
 家が健康になれば、長持ちし、長持ちすれば住んでいる人間のためになります。 

 反対に、困ったリフォームをしてしまうと、住んでいる人を困らせることもしばしば。
 住んでいる人が困ってしまうようなリフォームって、たとえばどんなリフォームでしょうか。

 
 ひとつ、ご紹介します。
 依頼を受けて、当社が住宅診断したお宅の例です。

 数年前に他社にて大規模リフォームをされ、二階を増築されました。
 数年したら、2階の床がさがってきました。
 1階の窓があかなくなりました。
 いろんなところに、ひずみが出ています。

 これは、柱も耐力壁もなにもない1階部分の真上に、2階を増築して荷重をかけたから起きた現象です。 

 少し極端ですが、このイラストで言えば、2階部分を水色の場所に置くのはセーフですが、赤はアウトです。

 これは、誰でもわかる理屈ですが、
 それでも、こういうことは起きています。

 ですので、リフォームするときは、価格が安いということも、もちろん大事なポイントですが、やはり1番は、建築に精通した信頼できる業者を選ぶことが、良い工事をする上での秘訣です。

 ここ十数年の間でリフォームは、人間の利便性や快適性を追求した商品を売ることが主流となり、だから電気屋さんでも水道屋さんでもクロス屋さんでも誰でもリフォームすることができるようになり、その結果、「建築的視点」がおきざりにされてきたと言えます。

 便器を取り替えました。キッチンを新しくしました。お風呂を取り替えました。
 では、きれいになった裏側や、壁の中は?

 せっかく表面を新しくしても、内側は古いままかもしれません。
 利便性を追求するあまり、切ってはいけない柱を切って間取りを変更してしまっているかもしれません。

 実際に熊本地震でも、建てた当時のままの部分は倒壊しなかったのに、リフォームをした部分だけが壊れてしまった、という住宅がたくさんありました。
 
 それでは、「家」のためになるリフォームとは、どういうリフォームでしょう。

 それが、長期優良住宅化リフォームの対象工事となり、国交省より補助金が出る工事です。
 対象工事には、【必須項目】と【選択項目】があり、【必須項目】は、補助金を申請する上で必要な工事です。

1.タイルのお風呂をシステムバスに取替

 なぜシステムバスにリフォームすることが家を長持ちさせる上で必要なのか? 
 これを説明するのは長くなりますので興味のある方だけ読んでください。

 タイルのお風呂は、タイルの下すべてが土で埋まっています。
 床のタイルを剥がしたら、いきなり土が出てきます。
 もちろん浴槽の下も、全部です。

 タイルや目地にヒビが入ると、漏れ出した水は土の中に入り込んで、まわりの材木を傷めます。
 よくあるのが、浴室への出入口付近の床がブカブカしてるというご相談です。タイル目地から水が漏れ出して、土台となる材木を腐らせているのですね。
 そういうお宅は、リフォームのとき、必ず白アリ被害がないかどうか調査してもらいます。

 また、浴室自体が土に接しているため、地面からの冷気が直接伝わってきて、「浴槽のお湯がすぐに冷める」「床のタイルが冷たい」「冬は洗い場で体を洗うのがいやになるほど浴室自体が寒い」という環境になってしまうのです。


 では、なぜシステムバスにすると、その2つが解決できるかというと、システムバスのまわりには、「土」のかわりに「空気層」ができるからです。

 ですので、タイルの浴室をシステムバスにリフォームする際には、タイルの下に埋まっている土を、掘り出して廃棄処分します。そして、掘ったあとにセメントモルタルを敷き詰めて、その上にシステムバスを支える架台を据え付けます。
 こんな感じです。


 この上にさらにシスバスの床パーン、浴槽などを設置しますので、直接土に接する部分はまったくなくなり、「温かい」「お湯がさめにくい」浴室になります。
 
 土がなくなったので、土台に湿気が伝わりにくくなります。また、タイルや目地からの水漏れの心配もなくなるので、白アリ被害も激減します。

 このように浴室のリフォームは、構造耐力上主要な《柱、土台などの木材》を、湿気や水漏れなどから隔離することによって、家を長持ちさせる。その点で大きなポイントとなります。

 昔ながらの木造の家が、100年200年と長持ちしているわけ。
 余談ですが、参考までに。
「400年以上前に建てられた国宝級のお寺が、今もしっかりと存在しているから、いい木を使えば木造住宅は長持ちするはず」と信じている方がときどきいらっしゃいますが、それはちょっと違います。
 国宝級の神社仏閣などは、同じ「木造」で「木」が同じでも、「造」が今の住宅とはまったく異なります。
 まず、大昔に建った木造建築物は、「水まわり」が家の中に存在しませんでした。
 昔の家は、台所は土間に。風呂は家の外の小屋に。便所は廊下の1番奥にありました。井戸水を汲んで炊事洗濯していたので、家屋に水道管が通ることもありません。
 つまり、昔の木造建造物は、「住居」と「水まわり」はきっぱり縁を切ってゾーニングしていたのです。
 また、床下はいまの住宅のように基礎で囲うことなく、のぞきこんだら向こう側が見えるくらいにスッポンポンに通風をしていたので、湿気がこもりにくかった。
 高温多湿な日本では、「木の家」を長持ちさせるために、そういう造りになっていました。
 短所は寒いことでした。
 以前なにかの記事に書きましたが、江戸時代の北海道開拓期に、本土の住宅文化をそのまま北海道に持って行って家を建てたら、あまりに寒くて、たくさんの凍死者が出たという歴史があります。
 その後、昭和初期の団地ブームの影響で、木造なのに水まわりが家の中にあるっていう造りの家が一気に広まったのですが、やはりそんな家は長持ちしないため、当時は「家は20〜30年で建て替えるもの」という認識が普通でした。
 木造の建造物が100年を超えて健在していられるのは、長持ちする「造り」になっていて、かつ、非常にこまめなお手入れと定期的なメンテナンスがされているからなのですね。

 とっても長くなりましたので、続きは次回「リフォームは家のために2」に書きますm(__)m


 

追い山が終わりました。

今日は7月15日。
博多山笠の追い山も終わり、もうすぐ待ちに待った梅雨明けでしょうか。

テイキング・ワン施工例のページを更新しました。
トイレ編はだいぶ前に書いたのですが、
続編の浴室編ができあがりましたので一緒にご紹介します。

まずはトイレ編
寒くない! 動きやすい! 浴室も、トイレも。【トイレ編】 - テイキング・ワン施工例のページ

そして浴室編です。
寒くない! 動きやすい! 浴室も、トイレも。[浴室編] - テイキング・ワン施工例のページ

できたてほやほや施工事例です。

だざいふ得とくリフォーム工事券は、太宰府市以外の方もご購入いただけます!

 暑いですね。
 暑くなると私は牧のうどんが食べたくなります。
 む〜かしむかし、私がとっても若かったころ、海水浴といえば海の中道、みんなで海の中道で遊んだあと、日に焼けた体で牧のうどん奈多店に入ると、店内はクーラーでひえひえでした。そんな店内で、あつあつのうどんをいただくのが定番でした。

 なので、今日のように積乱雲がもくもく立ち上る夏空を見ると、どうしても牧のうどんに行きたくなる。ひえひえの店内でふわふわの博多うどんが食べたい!!! ので、行ってきました。

 相変わらずの量で、食べても食べてもうどんが減りません。
「これでこそ牧のうどん!」
と思いつつも、今日もあえなく完食できませんでした・・・

 前置きが長くなりました。
 太宰府市の皆様には、もうおなじみのイベント、
太宰府得とく商品券のリフォーム工事券」発売が間近となります。

 このリフォーム工事券は、1枚5万5千円の券が5万円で購入できて、1世帯10枚まで買えるというものです。
 10枚だと、55万円分の券が50万円で買えるのですから、なんと5万円もお得です。

 しかもこの券、だざいふ得とく と書かれているので、つい
太宰府市民しか買えない」と思われがちですが、取扱加盟店であるテイキング・ワンで工事をする場合は、太宰府市以外にお住まいの方でも、お買い求めいただけます!

 発行は太宰府市商工会。
 今年は7日9日が発売日で、売り切れ次第締め切られます。


 例年、すぐに売り切れてしまうので、できれば早めに買いたいけれど、多めに買って、あまってももったいない。
 または、太宰府市に住んでないから情報がまったく入らない。
 いったいどうすればいいの〜

 という方のために、だざいふ得とくリフォーム工事券説明&相談会を開催します!

 以下が開催要領です。

 ちょっと忙しくなってきましたので、続きはあとで、すみません!


 続きはあとでと言いながら、もう今日は7月15日となってしまいました。
 お客様からの情報によると、太宰府市商工会リフォーム工事券は、発売当日の7月9日土曜日、発売開始時間の午前10時にはすでに売り切れていたということです・・・

 朝8時に並んで整理券をもらった方はセーフ、8時半に並んで整理券をもらった方もセーフ、でも10時ちょっと前に着いた方は購入できなかったそうです。

 すごい売れ行きですよね。
 テイキング・ワンが太宰府市商工会のリフォーム工事券取扱協賛店になったのは平成22年。今年で7年目となりますが、最初のころはそんなに売れてなくて、完売までに一ヶ月程度かかっていたと思います。

 少なくとも、いままでに「当日売り切れた」ことはなかったと記憶します。
 だから今年の「発売即完売」には、ただただ驚くばかり。でも別の日に売り出した太宰府市商工会「商品券」も、当日完売だったそうなので、来年からはできるだけ朝早く行って整理券をもらったほうが無難そうですね。

 今年は見積書がなくても券が買えたので、そのせいもあるのかもしれません。
 まだ見積してなくてリフォーム工事券を購入された方は、ぜひテイキング・ワンにお声かけくださいね!
  

地震と住宅

 ひさびさの更新です。
 世の中はすっかり初夏の装い。山々は新芽が美しく彩りをなし、我が家の庭も草ボーボー。
 今年の福岡は、なんと3日に1日も雨が降っているそうです、全体的に雨の多い1年になりそうです。

 さて、今月5月の28、29日の土日には、テイキング・ワンにて長期優良住宅化リフォーム&耐震診断相談会を開催する予定です。

 あまり前面に出さないけれど、テイキング・ワンでは福岡県からの依頼を受けて耐震診断アドバイザーによる耐震診断もやっているんですよ。
 

 最近、地震が多発し、テイキング・ワンのお客様からも、屋根がずれたり壁にヒビが入ったりの相談が増えてきました。そこで今回、耐震に関する相談もお受けした方がいいだろうと思ったのです。

 ここでミニ知識です。

 ご存知の方も多いとは思いますが、昭和56年6月に、建築基準法の耐震に対する基準が改正されました。いわゆる「新耐震」といわれている基準です。
 なので、これ以降に建てられた住宅は、この「新耐震」基準を満たしていると考えられています。
 ただし、以下の記事のように、法律通りに建てられていなかった住宅も一部には見受けられます。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20160515-OYT1T50032.html(リンク切れ)

 この記事にもあるように、建築基準法とは、「最低限、人の命を守るための基準」であるにもかかわらず、実際には、検査を受けることなく建てられる住宅の中には、最低限の基準さえ満たしていない住宅が存在するのだと考えられます。


 やはり日本は地震大国。
 最低限の基準を満たすのはもちろんのこと、最近では「廃屋問題」も増えてきて、国交省も「住宅の性能」というものを、真剣に考えいます。
 これからの住宅は
・長期にわたって住める住宅であること
・省エネ住宅であること
 この2つに重点を置き、新しい施策を次々に打ち出してきています。

 その施策は新築はもちろんのこと、リフォームにも適用されています。
 長期優良住宅化リフォーム推進事業は、まさにこの施策の象徴と言えるでしょう。
 これは、住宅を長持ちさせ、省エネにするためのリフォームをしたら、対象工事費の3分の1,上限100万円の補助金を出しましょう、という国交省の事業です。

 住宅を長持ちさせるための事業なので、「耐震基準を満たしていること」が必須条件になっています。


 そんなこと言っても、昭和56年6月以前に建ててしまった住宅は基準を満たしてなくてもしょうがないじゃないか、プンプン! 

 と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、耐震診断をして住宅性能を数値化し、それに基づいて耐震リフォームをすることによって、今の法律に適合した住宅にすることも可能ではあります。

 ただし、築年数や、家の状態によっては、耐震リフォームに何百万もかかる場合があり、そうなると、
「そこまでしてリフォームする価値があるのか?」
 ということも考えなければなりません。

 そういう場合でも、ちょっとした工夫や部分的な耐震リフォームで、ある程度までは改善できる場合もあります。

 どちらにしても、きちんとした耐震診断をして、家の状態を正しく知ることからはじめないと、次にはすすめません。

 ご自宅の将来について真剣に考えたいとご希望の方には、ぜひお手伝いさしあげたい。
 熊本の被災地の方々には実際にはなにもすることができないけれど、わたしたち住宅のプロとして、社会に貢献できることがあるとしたら、こういうことだろうと思っています。

 
 興味のある方は、ぜひご予約の上、相談にいらしてください。
 相談会開催日時に都合が悪い方は、お電話いただければ別の日に予約を取れますので、ご遠慮なくどうぞ。

 

 昭和56年5月以前に建築された木造戸建住宅(借家除く)は、(一財)福岡県建築住宅センターに依頼すれば費用の一部が補助され、支払い金額は3,000円又は6,000円となります。
耐震診断アドバイザー | 一般財団法人 福岡県建築住宅センター
※いまは予約が殺到していて派遣までに1〜2ヶ月かかっているようです。





 長期優良住宅化リフォームについては、本年度から新たに「三世代同居住宅にするための改修工事」も、この制度に付加されました。

 キッチン、トイレ、浴室、玄関のうち、2種類以上の設備を増設し、三世代が住みやすい住宅にするための工事に対して工事費の3分の1、上限50万円が補助されます。
 このため、長期優良住宅化リフォームの上限100万円は、三世代同居のためのリフォームを併用する場合には、上限150万円に引き上げられます。


 ちなみにテイキング・ワンでは一昨年から長期優良住宅化リフォーム事業に取り組んできましたので、当社のお客様にはおすすめしていますが、
 この制度をご存知ない方が多いですね。

 国交省のホームページなどに掲載されているので、ご覧になれば「あ、本当だ」ということになるのですが、次に「どうしてみんな知らないの?」という疑問がわいてくることでしょう。

 なぜか?は、わたしたちも正確なことはわからないですが、

国交省によるテレビCMなどがいっさいない。
・この制度を利用している住宅会社や工務店が少ない(新築では、すでにひろまっている)

 なぜ多くの工務店が利用しないかといえば、
・申請手続きが難解で大量で、書類作成がとてもたいへん
建築士や住宅検査技術者などの有資格者が必要

 など、いろいろとありますが、ひとことで言って「超めんどくさ〜い」という気持ちは、わたしにも、よ〜〜〜くわかります(^^)

 でも、建築基準法を遵守するのと同様、これからの社会のために必要不可欠な制度だと思うし、住宅はもっと、きちんと維持管理していくべきだと思うので、この制度を推進していきます。



 ひさびさの更新だったので、ちょっと熱く語ってみました\(^o^)/


 

大寒波、到来!

今回の寒波は、本当にひどかったですね。

1月23日夜半から降り始めた雪、ずっと以前から天気予報で「大寒波がくるくる」と脅かされていましたが、あそこまで深い雪と、そしてあそこまで気温が下がるとは思っていませんでした。

25日(月)の朝は、自宅の給湯器からお湯が出ませんでした。
前の晩から、水道管が凍らないようにと台所と洗面所の水栓から少量の水を出しっ放しにして眠ったにもかかわらず、水は出るけどお湯が出ない。
水が出るということは、給水管が凍結しているわけではないので、給湯器まわりの配管が凍結しているのかもしれないと考え、浴槽に張ったままにしておいた残り湯を、ためしに「追い焚き」してみることに。
祈るような気持ちで追い焚きスイッチを押すと、「ういーん」とモーター音がして、なんと給湯器が追い焚きをはじめてくれました。そのうち、給湯器自体があたたまったせいか、台所や洗面所の蛇口からもお湯が出るようになりました。

うれしかったですね〜。
お湯が出るってこんなにうれしいことなんだと、たまに不自由な思いをすると、有り難みが心にしみてきます。

ですが、うちの自宅はこの程度のことで済んでラッキーでした。
零下5度、6度まで冷え込みましたから、あちこちから「HELP!!」の連絡をいただきました。

・浴室のサーモスタット水栓が凍結によって破裂し、浴室内に水が噴き出している。
・電気温水器やエコキュート、ガス給湯器からお湯が出ない。
・外に露出している給水管が破裂して水が漏れている。
・便器の水が流れない。

いずれも、凍結による被害で、給湯器のお湯が出ないについては、給水管の氷が溶けるのを待っていただくよりほかに方法がなく、また、溶けたのにまだお湯が出ない場合は、凍結によってなんらかの故障をきたしたと考え、その時点で給湯器メーカーへ修理の依頼をするので、ずいぶんお待たせすることになりました。
寒い中、お湯のない生活を2日も3日もされた方には本当にお気の毒ですが、凍結している間はなにが原因でお湯が出ないのかがわかりません。
水道管のせいなのか、給湯器がこわれたせいなのか。
その判断は難しく、また、その時点では、水道屋さんもガス屋さんも、そして市役所の水道課の係の人もてんやわんやの忙しさでした。

1件、ガス給湯器の修理を依頼した時は、その日の夜中12時に修理の人がきたそうです。
翌日、お客様からお礼のお電話をいただき、
「えっ。ガス屋さん、夜中の12時に修理したの?」
と、こちらが恐縮したくらいです。


この何年か、暖かい冬が続いていたので、「水道管が凍結するかもしれない」と考え、予防することを忘れがちです。
今度寒波の予報が出たら、
・寝る前に水道を少量出しっ放しにする
・浴槽のお湯を張ったまま就寝する
・外に露出している配管に保温材を巻くか、毛布をかぶせる
などの予防をされたら、ちょっとは違うと思います。

ご参考までにと書きましたが、1番いいのは、二度とあんなひどい寒波がこないでくれることですね。

でも雪が積もったのは久しぶりで、あちこちに巨大な雪だるまが置いてある風景は、ほほえましくて、なごみました(^^)

新年のご挨拶

 新年あけましておめでとうございます。

 ご挨拶が遅れましたが、今年もテイキング・ワンを、どうぞよろしくお願いいたします。
 おかげさまでこのブログは、昨年夏あたりから急激にアクセス数が増えまして、ブログにはもう1つ、施工例専用のものをもうけているのですが、テイキング・ワン施工例のページこちらも見に来てくださる方がコンスタントに増えてきました。

 住宅のことでお困りのこと、問題があるとき、また、リフォームしたいなと思ったときになんらかの参考になればと書いている記事ですので、アクセスが増えてくるとやはり励みになりますね。

 実際に当社でリフォーム工事をしていただいたお客様の中にも、
「おたくのブログ見て、こんなにきれいになるんだったらリフォームしようって思いましたよ」
 等言ってくださる方も増えてきました。

 お家のことって、あらゆる情報が飛び交っていて、そのどれもがもっともらしいので、どれが本当かわかりにくいですよね。
 それで、テイキング・ワンではこのように考えてお仕事してます、という事例をご紹介しております。

 とくにリフォームに関しては、建築のことを知らずに工事する方もたくさんいらっしゃるのが現状ですので、A社ではこんなことを言っていたのにB社ではまったく違うことを言う、ということがよくあります。そんな時、どちらの言うことを信じるかは、お客様次第、ということになると思います。

 建築的に考えてできること、できないこと、また、10年後20年後を考えてしておいたほうがいいリフォーム、しないほうがいいリフォームなど、わたしたちも経験と知識とノウハウを駆使してご提案さしあげますが、気持ちをお伝えするのは本当に難しいものです。
 ですので、ブログを熱心に読んでくださる方には心から感謝しております。

 前置きがながーくなりました。
 じつはわたしは2級建築士の資格をとるべく、昨年から国家試験にむけて勉強をはじめました。長らく勉強ということをしてこなかったので、はじめは頭を動かすのがたいへんでした。いまではだいぶん慣れてきて、まったくわからなかった力学などもわかるようになってきました。
 わからないことがわかるようになるって、とても楽しいことなんだと、あらためて感じています。
 仕事、家事、勉強、ときどき孫の世話という生活は忙しくたいへんですが、そのぶん、張りのある生活が送れていると思えます。あとは7月の試験で一次試験に合格できれば、かなり充実した1年になるのではないかと楽観的に考えています。
 

 お仕事的には、企画もたくさん決まっています。
 1月29日・30日の金土はテイキング・ワンにて長期優良住宅化リフォーム推進事業相談会/TOTOサザナリニューアル発売フェアを開催します。
 2月も16日18日に、JA筑紫支店にて出張展示会開催も決まっています。
 そのお知らせは、また後日ブログに発表いたしますので、ぜひまたご覧になってください。

 この1年が皆様にとって健やかな年となりますように。